地鎮祭について

ロスベルガーテントを使用した新しい型の地鎮祭
パイプテントで行う地鎮祭

地鎮祭とは?

地鎮祭(じちんさい・とこしづめのまつり)とは、土木工事や建築等で工事を始める前に行い、土地の神様を鎮め、工事の無事を祈願する儀式のこと。これには神式と仏式がある。一般的には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭、土祭り、地祭り、地祝いと言われる場合がある。

地鎮祭の式次第

以下は、一般的な地鎮祭の流れを示した式次第です。ご神職様により、文言は変わって参りますのでご了承下さい。


◆1:手水の儀(てみずのぎ)【心身を清める】
右から
1.手水桶
2.柄杓
3.零(こぼし/手水受)
4.拭紙(半紙)
5.拭紙入

神事会場入口に用意された手水桶から柄杓で水を汲み、手を洗い、口をすすぎます。
その後、拭紙で手をふきます。
手水役には二人一組で当たります。一人は桶から柄杓で水をすくい、参列者に注ぎ、参列者は口と手を、零しの上で清めます。もう一人は紙のせ台の 拭紙(半紙)を渡し、参列者は口と手を拭き、紙受けに入れます。


◆2:開式(かいしき)
司会進行係が、参列者が所定の座に着席するのを待って祭典を始める旨告げます。
例)「只今より○○会社○○新築工事地鎮祭を執り行います。


◆3:修祓(しゅばつ) 【罪やけがれを祓う】
神前に於て祓詞(はらいことば)を奏上し、大麻(おおぬさ)で全てを祓い清めます。参列者は、浅い礼をしてお祓いを受けます。
 


◆4:降神の儀(こうしんのぎ) 【神霊を招く】
降神詞を奏上し、祭壇に立てた神籬に、その土地や地域の神様(氏神)を迎え入れる儀式です。参列者は、深い礼を致します。神職である神主様が声を発して降臨を告げます。

◆5:献饌(けんせん)【神に供物を供する】
降神された神霊に、神饌をお供えする儀式です。
 
 
お酒と水の器の蓋を取り、神様にお供え物を差し上げます。


◆6:祝詞奏上(のりとそうじょう)【加護を祈念する】
神職が祝詞を奏上し、工事の安全、そして施主様の繁栄を神様にご祈願します。詞奏上の間は、軽く頭を下げます。

◆7:切麻散米の儀(きりぬささんまいのぎ)【土地を祓い清める】
又は 四方清め祓いの儀(しほうきよめばらいのぎ)
又は清め払いの儀(きよめばらいのぎ)
敷地(土地)の四隅に切麻きりぬさを撒き、敷地を祓い清めます。

◆8:鍬入の儀(くわいれのぎ) 【守護神を祭る】
この儀式は、施主及施工者が初めてその土地に手をつける意味であり、施主代表者が盛砂に三度鋤を入れる動作を
行う儀式。鍬を入れるとき「エイ、エイ、エイ」と声を出し、盛り砂を崩していきます。鎌(カマ)は設計者・鍬(クワ)は施主・鋤(スキ)は施工業者が行うのが一般的です。鎌(カマ)  設計者
鍬(クワ)  施主
鋤(スキ)  施工業者

◆9:玉串奉奠(たまぐしほうてん)【土地の安定と工事関係者の守護を願う】
神前に玉串を奉り拝礼すること。参列者もこの時に拝礼します。玉串とは、榊の小枝に紙垂(しで)や木棉(ゆう)・麻苧(あさお)をつけて作られたものです。安全を祈ってその思いを玉串によせ、神前に捧げます。玉串を右回りに回しながら根本を神前に向けてお供えします
神前に向かって、二拝・二拍手・一拝の作法でお参りします。
(二度深く頭を下げます。二度柏手を打ちます。一度深く頭を下げます)

◆10:撤饌(てっせん)【祭壇から供物を下げる】
神饌を神霊の前からお下げする儀式です。お酒と水の器の蓋をして、神様へのお供え物をお下げします。

◆11:昇神の儀 (しょうしんのぎ)【神籬(ひもろぎ)から神霊が帰る】
神籬に降りていた神をもとの御座所に送り返す儀式です。参列者は、深い礼を致します。
神職が祭壇の前で、拝の姿勢のまま声を発して、神様にお帰りいただきます。

◆12:閉式(へいしき)
司会進行係が、地鎮祭の終了を告げます。
例)「以上を持ちまして○○会社○○新築工事地鎮祭を滞りなく相済みました。」


◆13:神酒拝戴(しんしゅはいたい)【ご神酒を頂戴する】
神様にお供えしていた御神酒を参列者一同かわらけにて頂戴します。
この後一同歓談を交わす直会(なおらい)となります。

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式次第看板例

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