こんにちは!東北シート工業株式会社です。
9月17日・18日の2日間、盛岡市立高等学校2年生の3名が当社でインターンシップを体験されました。今回は、その充実した1日目の様子をご紹介します!
インターンシップの概要
今回のインターンシップは、盛岡市商工労働部経済企画課のご協力のもと実施されました。盛岡市の職員の方々にもご訪問いただき、生徒さん3名と合わせて5名が揃ったところで、いよいよスタートです。
実習テーマは、「デザインから加工までオリジナルのバナーを自分の手で作ってみよう!」
ものづくりの楽しさと難しさ、そして完成したときの達成感を、2日間かけてじっくりと体験していただきました。
元気に自転車で出社!
初日は天候に恵まれ、3人とも元気に自転車で出社してくれました。最初は少し緊張した様子でしたが、自己紹介から始まり、会社の業務内容や2日間のスケジュール、工場内の見学などを通じて、徐々に打ち解けていきました。

バナーのデザインを考える
10分程度の休憩を挟んだ後、いよいよバナー制作のスタートです。まずは手書きでデザインを描くところから。
始める前は「なかなか決まらないかな?」と思っていましたが、会話をしながらほんの少し助言をしただけで、3人とも比較的早くイメージが固まりました。さすが高校生、発想が柔軟です!
それぞれの個性が光るデザインが生まれてきました。サッカー、バドミントン、そして可愛いペンギンのキャラクター。自分の好きなものや興味のあるものをテーマに、オリジナリティあふれるアイデアが次々と形になっていきます。
PCでデータ作成
午後からは、手書きのデザインをPCでデータに起こす作業です。イラストレーターというソフトウェアを使用しましたが、さすが今の時代の高校生。思った以上にPCに慣れていて、見る見るうちに楽しそうにバナーを作っていました。

初めて使うソフトウェアにも関わらず、操作方法を覚えるのが早く、色の選択や文字の配置など、細部にまでこだわって作業を進めていました。感想を聞くと、「面白い!楽しい!」と笑顔で話してくれました。
普段からPCに触れているためか、戸惑うことなくスムーズに作業を進めることができていました。デジタルネイティブ世代の強みを感じる瞬間です。
加工の練習:想像以上の難しさ
印刷後の加工の説明と練習では、ハサミを使った裁断、ミシンを使った縫製を体験してもらいました。



床の上で膝をつきながらのハサミでの裁断は、思った以上に苦戦している様子。ある生徒さんに感想を聞いてみると、「ただ切るだけと思っていたけど、想像以上に大変でヤバイ」と話してくれました。
見るのとやるのとは大違い。真っ直ぐに切るだけでも、集中力と体力が必要です。ミシンの操作も初めての経験でしたが、慎重に取り組んでいました。
この体験が良い経験になると思います。3人とも頑張って加工を完成させ、順調に1日目が終了しました。
1日目を終えて
初めての環境、初めての作業に戸惑いながらも、3人とも積極的に取り組んでくれました。デザインを考える創造的な作業から、PCでのデータ作成、そして手作業での加工練習まで、多様な工程を体験した充実の1日となりました。
明日はいよいよ印刷と本番の加工作業。どんなバナーが完成するのか、楽しみです!





















